新発田城
しばたじょう
日本100名城 No.31
- 場所
- 新潟県新発田市大手町(地図)
- 築城時期
- 鎌倉時代
- 築城主
- 新発田氏
- 主な城主
- 新発田氏、溝口氏
- 分類
- 平城
- 遺構
- 櫓、長屋、門、石垣、土塁、堀
- 概要
-
現在の新潟県新発田市に築かれた、加治川を外堀に利用した平城。鎌倉時代初期に新発田氏が築いたのが始まりとされる。代々新発田氏の居城となっていたが、1581年、新発田重家が上杉景勝に対して反乱を起こした(新発田重家の乱)に対し、1587年、景勝方が攻勢し、新発田城は落城。その後上杉氏の会津転封に伴い、1597年、溝口秀勝が新発田に入封。新発田藩領内を治める拠点として新発田城の築城を行い、1654年、3代宣直の時代に完成する。本丸の北西隅に三階櫓を築き、実質的な天守とする。その後2度、火災によって城内建築に大きな被害を受けるが、その度に再建されている。
明治に入ると陸軍の駐屯地となる。戦後、1957年に表門と旧二の丸隅櫓が国の重要文化財に指定され、在来の伝統的手法による復元の計画が進められ、2004年に三階櫓と辰巳櫓が復元される。
菖蒲城、舟形城の別名あり。
- 公共交通機関による
アクセス - JR羽越本線 新発田駅から徒歩20分。
- 100名城スタンプ
- 探訪記の該当部分
- 山形・新潟100名城(3)―村上城、新発田城
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