大内氏館・高嶺城
おおうちしやかた・こうのみねじょう
続日本100名城 No.174
- 築城時期
- 戦国時代
- 築城主
- 大内氏館:大内弘世
高嶺城:大内義長
- 主な城主
- 大内氏
- 分類
- 大内氏館:城館
高嶺城:山城
- 遺構
- 大内氏館:西門、庭園、石組溝など(いずれも再建造)
高嶺城:石垣、郭、井戸
- 概要
- 大内氏館は、室町時代に建造された、周防国・長門国を本拠とした大内氏の居館。領土の拡大とともに増築が繰り返され、空堀と土塁により守りが固められた。高嶺城は毛利軍の進軍に備え、大内義長が大内氏館の詰めの城として1556年、標高338mの鴻ノ峰に築城を開始した山城だが、1557年に毛利元就が侵攻(防長経略)してくると、義長は山口を放棄して逃亡し、自害。大内氏館もその役目を終えることとなり、翌年、その跡地に毛利隆元が大内義隆の菩提を弔うために龍福寺を建立している。高嶺城はその後も毛利氏の城として活用され、現在も石垣などの遺構が残る。
- 公共交通機関による
アクセス - 大内氏館:
JR山口線 山口駅から徒歩25分、上山口駅から徒歩10分
JR山口線 山口駅からバスで美術館前下車、徒歩12分
高嶺城:
JR山口線 山口駅から木戸公園の登山口まで徒歩30分、木戸公園から城入口まで上り坂を徒歩30分、城入口から本丸まで山道を徒歩20分
- 100名城スタンプ
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