ダイヤモンド富士に挑戦2014 (2)
2014年10月25日
山中湖2日目の朝。
暫くは一面の霧だったが、やがてひょっこりと富士山が頭を見せる。
そして、8時半ごろに表へ出てみると・・・
すっきりとした青空の中に浮かび上がる富士山。そして、まだ船の往来が少ない穏やかな湖面にはその富士山がくっきりと映っている。
ダイヤモンド富士の前に、逆さ富士の写真を撮ることができた。
山中湖にはもう1泊するが、3日目は富士山の天気予報は芳しくないので、この日が今回のダイヤモンド富士撮影のラストチャンスとなるだろう。
しかし、ダイヤモンド富士は午後4時だ。それまで別のことで時間を潰さなければ。
という訳で来たのが、山中湖花の都公園。以前ヒマワリの時期に来たことがあるが、この時期に来るのは初めてだった。
秋の花の都公園といえば名物はコスモスだが・・・
残念ながら全盛期は既に過ぎてしまったようだ。
その代わり、紅葉は今まさに本番を迎えようとしている。
花の都公園にいる間も富士山は雲間に隠れることがあり、やきもきさせられる。
午後2時に本日の撮影スポットとなる山中湖交流プラザ・「きらら」の岸辺で場所を確保。その後もすぐそこに大きな雲が迫ってきて
「頼むからあっちに行ってくれ!」
と念じたりする一幕もあったが、何とかもちこたえてくれた。
そして、16時すぎ...
今度こそきっちりと見えた!!
まさに、「ダイヤモンド」と呼ぶに相応しい輝きだ。
その時は写真を撮ることに一生懸命すぎたが、撮った写真に14本の光の筋(光芒)[※]を放つ太陽の姿を見ると、2度目とは言ってもやはり感動はひとしおだ。
しかも、前回撮った写真では太陽が山頂の中央よりも左に寄っていたのが、今回はほぼど真ん中。多少のツッコミどころはあるが、自分で自分に90点ぐらいをあげたい出来だった。
そして、太陽は富士山の向こうに沈んでいったが、その後も富士山と太陽は私たちの目を楽しませてくれる。
白鳥も(笑)。
富士山に笠雲がかかる。あれだけ邪険にしていた雲ですら、見る人の目を楽しませる要素となる。
富士山って美しい。
※光芒の数は、カメラの絞り羽根の数が偶数ならそれと同じ数、奇数ならその倍の数。私のカメラは7枚羽根なので14本になる。
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