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富士山

山麓ぶらり

ダイヤモンド富士に挑戦2014 (1)

2014年10月24日

1週間前、「富士山山頂の天気」の天気をチェックしたところ、10月24日~26日は富士山頂の天気は良さそうとのこと。

そう。山頂の天気が大事なのだ。
ぶっちゃけ、自分のいる場所の天気が悪くても富士山さえ見えていればいいのである。

そんな訳で、宿と高速バスを予約。幸いにも今回は金曜日に休むことができたので、金、土、日の3日間で富士山撮影に臨むことになった。
行き先は、前回雲に富士山の景色を阻まれた富士川清水...

ではない。

行った先は定番中の定番、山中湖だった。

10月に入ったところで、季節限定のあの光景が撮れる時期になったのだ。

ダイヤモンド富士である。

ダイヤモンド富士とは、太陽がちょうど富士山頂に出る/沈む瞬間に美しく輝く自然現象のこと。ダイヤモンド富士が見られるスポットとして一番メジャーな山中湖ではちょうど上記の時期がシーズンとなるのだ。
実は、過去にも1度撮影に成功したことがあるのだが、この風景は何度でもチャレンジしたい題材だ。

という訳で、新宿から高速バスで山中湖へ。

当然のことながら、日没の場所は1日1日ずれていくので、ダイヤモンド富士が見られるスポットも日ごとに変わっていく。この日のスポットは、東岸の平野近くにある山中湖交流プラザ・「きらら」の南端あたりとなった。
15時ぐらいにその場所に行ってみると、既に三脚に一眼レフのカメラを構えたカメラマンたちが大勢、その瞬間を待ち構えていた。

※ダイヤモンド富士撮影スポットはこちら
山中湖・忍野からのダイヤモンド富士撮影ポイント

さて、ダイヤモンド富士撮影に一番必要なものは何だろうか。

写真の腕前?
カメラの機材?

さにあらず。

ダイヤモンド富士撮影に一番必要なのは、

である。

富士山撮影に挑戦したことのある方、前回私が富士山撮影に失敗した記事を読んだ方ならお分かりだろう。
どれだけいい腕前と機材があっても、富士山が雲に隠れてしまっては富士山の写真は撮れないのだ
だからこそ今回、綿密な天気情報の収集を行った訳だが、それでも、いい予報が出されているからと言って油断はならない。

富士山は気まぐれ。
いつ雲の中に顔を隠してしまうのか全く予想がつかないのだ。

そんな訳で、高速バスで山中湖に向かっている最中から、富士山が見える、見えないで一喜一憂していた。
撮影ポイントで撮影機材をセッティングした時点では、天気は上々。これは期待できるな、とその時は思っていた。

しかし、
16時4分...

ダイヤモンド富士の瞬間に雲

雲よ、
なぜこの瞬間、こんな場所にだけ出てくる??

小ダイヤモンド富士

やっとのことで見えた「ダイヤモンド」は、もうあらかた富士山の向こうに沈んでしまってこんなに小粒になってしまったものだった。

そして、
太陽が富士山の向こうに完全に沈んでしまった瞬間...

富士山
なぜこの瞬間、頂上が見えている??

この日は不発...
残念ながら、この日チェックした天気予報によると、26日(日)は1週間前の予報とは違って、富士山のコンディションは良くないらしい。残されたチャンスは明日だけだ。

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