バス憧れの大地へ

世界への旅(旅行記)

アジア周遊第1部 香港、大陸中国東中部

安陽、北京、大連 ~中国文明の故郷

2007年5月29-30日

29日、山西省・臨汾から河南省・三門峡、鄭州を一気にバスで駆け抜け、河北省との省境近くにある安陽に移動する。

30日午前、この街にある“中国文明の故郷”を訪れる。現在確認されている最古の中国王朝・殷(商)の遺跡・殷墟である。
殷墟は宮殿址と王墓址の2エリアに分かれている。まず訪れた宮殿址は、殷の存在を証明する決め手となった甲骨文発見地の碑、建物の土台跡、墓地、当時の建物の再現、博物館などを見ることができる。王墓址は、初めは一見だだっ広い敷地に碑がポツンと建っているだけかと思われたが、隅の方にある建物の中は、当時の馬車式戦車あり、白骨の転がる地下墓地ありで中々見応えがある。

殷墟の宮殿址
殷墟の宮殿址
王墓址
王墓址

遺跡そのものはいずれも絶品とまではいかないものの、4000年とも5000年とも言われる中国の歴史が始まった場所に今まさにいるのだと思うと、不思議な高揚感を覚えた。

安陽からはそのまま北京へ直行しようと思っていたが、時間の合う直行バスが無かったため、まず列車で河北省・石家荘へ行き(北京直行の座席は手に入らなかった)、石家荘からバスで北京に行く。
今年2月にも宿泊した遠東ユースホステルに宿を定めると、そのまま前門の列車チケット売り場に行き、翌日の大連行きの寝台チケットを購入した。
ここ暫くバタバタとしたスケジュールになってしまったのは、明後日までに大連に到着している必要があったためなのである。

2007年5月31日-6月4日

北京には既に何度も訪れている。31日は午前中、宿でゆっくり休んで、午後からも円明園王府井を訪れるにとどめる。
円明園
円明園
19世紀末に英仏軍の破壊に遭って廃墟となった円明園は、いつ見ても哀愁が感じられる ―― 悪名高い「中華人民共和国」人団体ツアーがそれをぶち壊してしまうことが無ければ…。

31日夜発の列車で北京を出発し、翌6月1日、先日まで勤務していた大連に到着。大連では、当時スタッフの一人として名前を連ねていた団体のイベントに4日まで参加する。
ここで旅も一息。第1チェックポイント到達といった感じである。

ここで一息つくことができたのは大きかった。
これまで、私の旅の最長記録は僅か32日(2001年夏のチベット、中国周遊)だった。あの時は後半、風邪をひいたり同行者との折り合いが悪かったりで気分が萎えてしまったものだが、今回はこれまで特に大きなトラブルも無く、そして大連で気持ちをリフレッシュすることができたお陰で、この先も気分よく旅を続けることができ、旅の最長記録を余裕で更新することができた。

そして4日夜、北京行きの列車に乗車。旅の再開である。

まだまだ、序盤だ…

「第2部 チベット東南部、中国西南部」に続く

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