バス憧れの大地へ

世界への旅(旅行記)

アジア周遊第4部 ネパール

カトマンズ・6 ~スワヤンブナート

2007年7月25日

スワヤンブナートへの石段
スワヤンブナートまでは急な石段を上る
時折日差しがあるものの、天気は昨日までと同じ曇り時々雨。これではナガルコットへ行ったところでいい景色は見られそうにない。
ナガルコットからのエベレストは諦め、この日もカトマンズで過ごす。

タメル地区から西へ3km。小高い丘の上に、スワヤンブナートがある。カトマンズ盆地がまだ湖だったころからあったとの伝説もある、ネパールで最も伝統のある仏教寺院だ。
400段もある急な石段を上って行くと、寺院のシンボルとなっている白い仏塔が見えてくる。頂上には当時の手持ちのカメラではファインダーに収まりきらないほどの大きさの白い仏塔が存在感を示し、その周囲にはマニ車も施されている。チベット以来久しぶりにコルラをしてみた。
仏塔ならチベットにいた時から何度も見ているが、丘の上に建つこの仏塔は、カトマンズの街を見下ろす、いや、見下ろすと言うよりは、見守っていると言った方が適切だろうか(実際、カトマンズの方向に向けて仏陀の両目が描かれている)。そんなスタイルで、それまでのものとは別格な存在感を発している。

ちなみに、この寺はその一帯に野生の猿が多く生息しているということから、"モンキー・テンプル"などという異名も持っている。 しかし、私が目にした猿は、丘の麓を歩いていた2匹だけ。"モンキー・テンプル"を実感することは残念ながら(幸いにして?)できなかった。代わりに、クッキーの袋を器用に開ける野良犬がいた。

仏塔
スワヤンブナートの仏塔
景色
カトマンズの街を一望できる

その後タメルでワタル、ムンシクとばったり出会い、2人の馴染みの店でお茶をしながら談笑。ムンシクは明日ポカラに向けて出発するとのことだった。私もいつになるか分からないが次はポカラに行くつもりにしているので、向こうでまた会うこともあるかもしれない。

それから私は駐ネパール日本大使館に向かった。旅を始めた時には考えてもいなかった国へ行きたくなり、そのビザを取得するために大使館でレターを書いてもらう必要があったのだ。
その国とは、パキスタンだった。旅の途中からパキスタンのある地名がしきりと聞こえてくるようになり、すっかりその"呪文"にかかってしまって行くことにしてしまったのだ。
行き方は、ネパールの後インドに移動し、そこからパキスタンへ、ということになるのだが、パキスタンとの関係が良くないインドではパキスタンビザを取ることは難しい。そこで、ネパールで取得ということになった。
大使館に到着し、窓口でレターをお願いしたが、窓口の日本人男性職員が結構厳しい。
「何のために行くのですか?」「観光です」
「なぜ日本でパキスタンビザを取得しなかったのですか?」「出発前はパキスタン行きを考えていなかったからです」
「パキスタン大使館に日本人が来て一番困ることは何だと思いますか? 言葉です。こちらはJapanese Englishを、向こうはPakistan Englishを使って意思の疎通がうまくいかないことがあります。子音をはっきり発音するように心がけてください」
安易に第三国でビザを取ることを戒められつつも、翌日午前にレターを発行してくれることを約束してもらった。

これでこの日の予定は終了。タメルに戻ってインターネットをしていたら、突然の停電。パソコンの電源は無事だったがネットカフェ店内は真っ暗になってしまった。
外に出てみると、自家発電設備の無い家はどこも真っ暗で、私が泊まっているホーリーランド・ゲストハウスも電気は停まっていた。
カトマンズに来て以来初めての停電だったが、聞くところによるとそれ以前は頻発していたらしい。実際この後、停電には何度も見舞われることになる。

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