バス憧れの大地へ

世界への旅(旅行記)

アジア周遊第7部 マレー半島、タイ

アユタヤ-2 ~廃墟に往時の姿をしのぶ

2007年10月14日

ワット・プラ・ラームとエレファント・ライド
ワット・プラ・ラーム前でエレファント・ライドする人たち
ワット・プラ・サンペットやそのすぐ隣のワット・プラ・ラーム(アユタヤ朝初代ウートン王の菩提寺)のあるエリアから、再び自転車をこいで移動する。
私はアユタヤ巡りに自転車を利用したが、ここではその他にもタイらしいユニークな移動手段がある。エレファント・ライド ―― つまり象の背中に乗って遺跡巡りをするのである。いい値段になると思われるが、自分が象の背中に乗っている場面を想像するとかなり気持ちよさそうだ。移動中、エレファント・キャンプ、即ちエレファント・ライド用の象が飼育されている設備があり、多くの象たちがスタンバイしていた。

ワット・ロカヤスタの寝釈迦仏
ワット・ロカヤスタの寝釈迦仏
城壁内西側まで自転車を走らせる。ここにあるのは、ワット・ロカヤスタなど。 白い寝釈迦仏が野外に置かれているが、汚れと損傷が激しく、近づいてみないとどれが顔なのかすらも分かりづらい。背後には寺院であったのだろうと思われる廃墟がある。ここも戦禍に遭ったのだろう。

今度は城壁の北外側に出て川沿いを東に向かう。と、右手に遺跡が見えてきた。ワット・タミカラートという割と大きな寺院跡だった。入場無料だったがこれなら入場料を払ってもいいようにも思われた。
大きな本堂跡の前に2基のチェディ(仏塔)が左右に配置されており、左側の周囲には獅子の石像が並んでいる。その背後で、白い衣服を着た僧侶たちがオレンジ色の袈裟を着た僧侶の説法を聞いている。
本堂の中に入ってみる。屋根は無く、中央にポツンと座している黄金の仏像が、数本残っている柱の間から顔をのぞかせている。
ここもやはり、ビルマ軍にやられたのだろう。既に廃墟となってしまっている。

ワット・タミカラート
ワット・タミカラート
ワット・タミカラートの本堂内部
ワット・タミカラートの本堂内部

しかし、「既に廃墟」というネガティブな気持ちだけでは余りに寂しい。ここはイマジネーションを働かせて、当時の繁栄ぶりを心に思い浮かべてみよう。
宮殿やワット・プラ・サンペットの広大な敷地、そして同寺院の立派なチェディからは、アユタヤ王の権勢を偲ぶこともできる。ワット・プラ・マハタート、ワット・タミカラートほか寺院からは、当時の仏教文化に思いを馳せることだって可能だ。

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