バス憧れの大地へ

世界への旅(旅行記)

アジア周遊第8部 カンボジア、ベトナム、ラオス

フエ ~王宮、ティエンムー寺と道沿いの風景

2007年11月5日

フエは、1802-1945年の間、グエン(阮)王朝の都となっていた、日本で言えば京都あたりに相当する古都だ。街中に残る当時の建築群は世界遺産にも登録されている。

グエン朝王宮正門
グエン朝王宮正門
グエン朝王宮内部
グエン朝王宮内部

フォーン川北に位置する、“フエ版京都御所”グエン朝王宮は、グエン朝の気質がそうだったためなのか、はたまたベトナムそのものの気質がそうだったためなのか、質実とした落ち着きを放っている。ただ、中庭に置かれていた巨大な金印だけは浮いていたが…。

ティエンムー寺
ティエンムー寺
フォーン川
ティエンムー寺から見下ろすフォーン川

王宮からフォーン川沿いに4kmほど西へ行った所にあるティエンムー寺もいい。川べりの丘の上に登ると仏塔が見え、その背後に閑静な寺院がある。そこから見下ろすフォーン川も、その雰囲気に追随するかのようにゆったりと流れている。

しかし、私の心を一番揺さぶったのは、王宮でもティエンムー寺でもなく、その2つの間を結ぶ道沿いの風景だった。
フォーン川沿いの町並み
フォーン川沿いの町並み
古めかしい建物
古めかしい建物が見られる。
街自体も、ホイアンほどではないがゆったりとした雰囲気が支配していて、大きな街の割にはのんびり過ごすことができる。 左手に川を見ながらティエンムー寺への方向へ道を進んでいくと、右手、即ち川とは反対側に家屋や店などが並んでいるのだが、その町並みが素朴で、どこか懐かしさを感じる。そして、これが世界遺産の建築群ということなのだろうか、時折、一際古めかしい寺院などの建物がその中に見える。
私はこの風景にこそ、私が学生時代に過ごした思い出深い街・京都を見た気がした。

この日の夕方にいったんベトナムを離れ、別の国へ向かう ―― 予定だった。
しかし、当時の実況ブログを書いている私の背後から、ホテルのスタッフが声をかけてきた。
「すいません。国境で大水になって、今日の夕方のバスは無くなりました」
まだ見ぬ国への思いを膨らませていたのに、とんだ文字通りの“水入り”だ。しかし、明日の朝発のバスの切符が取れたので、計画に大幅な狂いは生じない。もう一晩、“ベトナムの京都”で過ごすことにしよう。

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ななんと、私も退職が決まりました。
来年3月になりそうです。ですから同じような旅に出ます。お金の携帯の仕方などご教授ください。よろしくお願いいたします。

hengさん、ご退職決定おめでとう(?)ございます。
そーです、こういう時でないと長期旅行は楽しめません!

お金の携帯ですが、行き先によっていい方法が変わってくるので一概には言えないのですが、一つ言えるのは、国際キャッシュカードを作っていくとかなり便利です。最近はどこの国でも"PLUS"マークのついたATMが設置されるようになっていて、このATMなら日本で作ってきた国際キャッシュカードを使ってお金を現地通貨で引き出すことができます。

今は雨季なんですか?
それ雨が多い土地なのかな?
僕もフエを回ったときはホント大雨で傘をさしても無駄だったので海パンとTシャツで濡れながら観光しました(笑)

ベトナムは南部と北部は11月から乾季なのですが、中部は秋ごろに雨が一番多いらしいです。
台風か何かの影響かな?
あ、でも翌日に国境へ行った時には、大水の痕跡すらありませんでした。本当に大水だったのかいな?

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