鉢形城
はちがたじょう
日本100名城 No.18
- 場所
- 埼玉県大里郡寄居町鉢形(地図)
- 築城時期
- 戦国時代初期(1476年)
- 築城主
- 長尾景春
- 主な城主
- 長尾景春、上杉顕定、北条氏邦
- 分類
- 連郭式平山城
- 遺構
- 土塁、堀、土橋、石垣
- 概要
-
荒川と深沢川に挟まれた断崖絶壁上の天然の要害に1476年、関東管領・山内上杉氏の家臣・長尾景春によって築かれた城。1564年、小田原の後北条氏の北条氏邦が入城。氏邦により整備拡張され、後北条氏の上野国支配の拠点となる。その強固さゆえに武田信玄、上杉謙信、前田利家、上杉景勝らの攻撃に耐え、豊臣秀吉の小田原攻めの際にも攻防戦が展開されて1か月余り籠城するが、最終的には城兵の助命を条件に開城し、後北条氏の滅亡とともに廃城となる。しかし廃城後も遺構が極めて良い状態で残っており、三の曲輪では石積み土塁や四脚門、池などが復元されている。
1932年、国の史跡に指定される。
- 公共交通機関による
アクセス - JR八高線・東武東上線寄居駅、東武東上線玉淀駅・鉢形駅、JR八高線折原駅から、いずれも徒歩20分ほど。
- 100名城スタンプ
-
鉢形城歴史館受付(地図)
- 探訪記の該当部分
- 茨城100名城(2)―鉢形城、川越城
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