広島城
ひろしまじょう
日本100名城 No.73
- 場所
- 広島県広島市中区基町(地図)
- 築城時期
- 安土桃山時代(1589年)
- 築城主
- 毛利輝元
- 主な城主
- 毛利輝元、福島氏、浅野氏
- 分類
- 輪郭式平城
- 遺構
- 石垣、堀
- 概要
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戦国時代に広島を支配下に置いた毛利氏は、それまでの山間部の居城・吉田郡山城から瀬戸内海沿岸への移転を決め、1589年、毛利輝元は太田川下流域の五箇村に広島城の築城を開始し、1591年に入城。1592年に天守が建てられ、1599年に完成するが、直後に関ヶ原の戦いで西軍総大将だった輝元は敗軍の将となり、領土召し上げで広島を去り萩へ移る。その後福島正則が入城し、城の改修と城下町の整備を行う。1619年に広島城を江戸幕府に無断で改築した咎で正則が改易された後は浅野氏が明治の廃藩置県まで城主を務める。1864年の第一次長州征討の際には、幕府軍の本営となる。
明治に入り、城跡は県庁舎、継いで陸軍施設として使用される。天守や櫓、門など、江戸時代からの建物が太平洋戦争末期まで残り、天守は1931年に国宝(旧国宝)に指定されるが、1945年、原爆投下で焼失。1951年に木造仮設天守が一時的に建てられ、広島復興大博覧会開催で高まった機運の中、1958年、天守が再建される。1989年以降の改修で表御門、平櫓、多聞櫓、太鼓櫓が復元される。天守は老朽化のため2026年3月22日を以て閉城されることとなった。
鯉城、在間城、当麻城の別名あり。
- 公共交通機関による
アクセス - JR山陰本線・可部線 広島駅もしくは新白鳥駅から30号バスで基町下車、徒歩10分。
JR新白鳥駅から
・徒歩15分
・アストラムラインで城北駅下車、徒歩10分。
- 100名城スタンプ
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天守閣入口前通路(地図)
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