黒井城
くろいじょう
続日本100名城 No.163
- 場所
- 兵庫県丹波市春日町黒井(地図)
- 築城時期
- 室町時代初期(1330年代)
- 築城主
- 赤松貞範
- 主な城主
- 赤松氏、荻野氏、赤井氏、斎藤利三、堀尾吉晴、川勝秀氏
- 分類
- 連郭式山城
- 遺構
- 石垣、空堀、郭跡、堀切、土塁
- 概要
-
14世紀前半に北朝・室町幕府方の守護大名赤松貞範によって城山(標高356m)の山頂を削平して築城された山城。北から本丸・二の丸・三の丸が、石垣で囲まれて段階状に配置された。戦国時代には赤松直正(荻野悪右衛門直正)が荻野氏の城主を倒して城主となる。その後明智光秀との攻城戦が繰り広げられ、直正が没した1578年、光秀によって攻め落とされ、これにより光秀の丹波攻略が完了する。その後光秀配下の斎藤利三が城主となり、修復される。この時、利三の娘・お福(後の春日局)がここで生まれたといわれる。山崎の戦いで光秀が戦死した後、堀尾吉晴が入城。関ヶ原の戦いの後は川勝秀氏が城主となるが、その後廃城となる。
1989年、国の史跡に指定される。
保月城、保築城の別名あり。
- 公共交通機関による
アクセス - JR福知山線黒井駅(コインロッカー無し)から登城口まで徒歩15分。登城口から城跡まで山道を徒歩30分。
- 100名城スタンプ
-
春日住民センター(地図)
- 探訪記の該当部分
- 関西100名城巡り―黒井城、篠山城
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