バス憧れの大地へ

富士山

山麓ぶらり

河口湖、新倉山公園(2023年春)

2023年3月30日

昨年秋訪れた新倉山公園。あの時は富士山・五重塔・紅葉桜のコラボ写真を撮ることができたが、春には赤い葉がピンクの花に置き換わったまた違う彩の景色を楽しむことができる。この風景はまだ直に見たことが無かったので、天気予報とにらめっこして富士山周辺の天気が一番いい予報だったこの日を選んで。JR中央線と富士急行線を乗り継いで富士吉田・河口湖を訪れた。
しかし、道中は生憎の曇り空。新倉山公園のある下吉田に到着した時は全く富士山が見えない状況だったので、まずは通過して河口湖まで出向くことにした。
今回、河口湖でやりたかったのは、湖一周ラン。河口湖駅のコインロッカーに荷物を預けて、河口湖駅から走り始めて船津から船津へと河口湖を極力湖畔に近いコースを一周走って、また河口湖駅に戻る、総延長20㎞ちょうどのコースだ。
10時17分、いざスタート。

河口湖
天気はようやく、天気予報通りの「晴れ」になってくれた。
河口湖
しかし、富士山だけは、左側の稜線だけ辛うじて見えるものの、やはりすっぽりと雲に覆われている。
ペースは6分50秒~7分10秒という、かなりのゆったり目。時折立ち止まって写真を撮るという緩いランニングだ。
しかし、想定外に気温が上がったりしたこともあって、10㎞あたりから疲労の色が濃くなってきて、脚の痛みと気力の勝負になってきた。
河口湖
走り始めて1時間45分。15㎞地点でついに気力が尽き、「さかなやワンド」駐車場でラン終了。バスに乗ろうかという思いも一瞬よぎったが、徒歩だけは完結させようと、残りはウォーキングでゴールを目指す。
雲に覆われた富士山
そうしている間に富士山を覆う雲が晴れてくれないかと期待しながらラン&ウォークをしていた訳だが、雲はむしろ濃くなっていた。

残り5㎞を1時間少しで歩いて、何とか河口湖駅にゴールイン。その後は新型コロナウィルスの規制が緩和されて平日にもかかわらず外国人観光客でごった返す河口湖駅を回避して、富士山駅に移動。

雲に覆われた富士山
富士山駅屋上の展望デッキで富士山を眺める。さっきよりも麓の雲は薄くなったようだが、山頂はやはり分厚い雲に覆われたままだ。
これでは新倉山公園へ行ってもいい景色は望めないな、と、富士山駅の改札をくぐって、そのまま帰途に就こうとした時だった。
雲に覆われた富士山
駅のホームに大月行きの列車が滑り込むその瞬間、ホームから見える富士山が、雲間から頂をのぞかせているではないか!
そのまま帰宅から、急遽、予定変更。列車は下吉田で下車して、ランニングで疲れた脚に鞭打って、新倉山の長い階段を上って展望デッキまで出向く。
しかし、富士山の頂は再び分厚い雲に覆われていて、この日はもう顔を出しそうにない。
雲に覆われた富士山
桜もまだまだちらほらとしか咲いておらず、観光案内の印刷物やサイトで見られる桜の「絶景」には程遠い。
今回は空振りだったが、次以降のリベンジのために桜のスポットを確認しながら下山し、今度こそ帰途に就いた。
再チャレンジの機会を伺うことにするが、新倉山浅間公園の桜は4月上旬が最盛期だという。今年はどうだろうか?

コメント(0)

コメントする

<新着記事>

Google

WWWを検索a-daichi.comを検索
お勧めメディア(Amazon)
チベットの大地へ