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        海外の旅行記とチベットのこと  by カズ@憧れの大地 
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世界への旅(旅行記)

アジア周遊第7部 マレー半島、タイ

シンガポール-3 ~日本と変わらない物価

パゴダ・ストリート
チャイナタウンのパゴダ・ストリート
マーライオン・パークから1kmほど南へ下り、ラオ・パサ・フェスティバルマーケットのところで右に曲がって暫く進むとチャイナタウンに入る。言うまでもなく中国色の強いエリアだが、なぜかスリ・マリアマン寺院というヒンドゥー教寺院もある。
チャイナタウンのパゴダ・ストリートは、私にとって中国・成都以来3か月ぶりの中国的な風景だった。建物はどちらかといえばイギリス式だが、道の両脇に並ぶ露店や頭上に並べてさがっている赤い提灯、漢字が並ぶ看板などは中国そのものである。こうした中国式のバザールエリアはご多分に漏れず、人がひしめき合って活気がある。
バザールを抜けるとチャイナタウンの目抜き通りであるニュー・ブリッジ・ロードに出る。両脇に並ぶ垢抜けたビル群だけを見ていると普通のシンガポール的光景だが、中央分離帯に飾られている赤色・金色を基調にした装飾や天女の群像、歩道橋に続く2階部分に建てられた赤い柱・緑の瓦のあずま屋などに、しっかりと華人たちの民族的主張が見られる。

ニュー・ブリッジ・ロード
ニュー・ブリッジ・ロード
中国的なあずま屋
中国的なあずま屋

ここは間違いなく華人たちの街である。しかし、中国の大陸の大都市や、シンガポールと同じくイギリスの支配下にあった香港とは何か違う雰囲気がある。その最大の理由は、先にも触れたシンガポール的な垢抜けたところにあるような気がした。私の中で、どうしても「チャイナタウン」と「垢抜けた」とが結び付かないのである。
似ている街があるとすれば、台湾台北市の中心街と通じるところがあるかもしれない。

インドなどの雑多さもかなり気に入っていたがその対極にあるクリーンなシンガポールも決して嫌いではない。むしろ、居心地の良さすら感じていた。
しかし、にもかかわらず、私は「この街には長居できないな」と感じていた。
その理由は、物価の高さだった。
先ほどマーライオン・パークに立ち寄った時、スターバックスでアイスコーヒーを買ったのだが、一杯の値段が5.6S$だった。飲みながら頭の中で換算してみると・・・
  5.6S$≒400円≒130インドルピー
    ・
    ・
    ・
インドならドミトリーで2泊してお釣りがくる値段ではないか。
よくよく考えれば、私が泊まることにしたドミトリーも10S$と、シンガポールでは間違いなく格安なのだが
  10S$≒750円≒234インドルピー
と、インドのドミトリーの相場(50ルピー)の4、5倍かかっている計算である。
インドの物価とばかり比べてしまったが、日本と比べてみても上記のアイスコーヒーの値段はやや割高感がある。
その他の商品を挙げてみると・・・
  ペットボトルの飲料 1.9S$≒140円
  煙草一箱      10S$≒750円
煙草は法外に高いので別格にするとして、日本の物価に近い、いやむしろそれより若干高いぐらいの印象だ。

貧乏旅行をしている身には余りにきつすぎる物価だ。ここでの滞在は極めて短くなりそうである。

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