バス憧れの大地へ

世界への旅(旅行記)

アジア周遊第7部 マレー半島、タイ

バンコク-3 ~ワット・ポーの寝釈迦仏

2007年10月5日

昨夜から異常を感じてはいたが、今朝起きてみると腕や脚に無数の赤い斑点ができていて、激しい痒みを覚えた。
犯人は、南京虫
アジアの安宿に出没する可能性があることは知っていたが、実際にやられてみると、これ程の痒みを伴うものだとは思っていなかった。
ドミトリーの他の住人もやられていたようなので、宿そのものの問題と見ていい。
即、宿を移動。カオサン通りとランブトリ通りの間の路地裏にドミトリー80Bの安宿があるという情報を聞きつけ、そこに決めた。

バンコク2日目。少しだけ行動範囲を広げてみた。

カオサン・ロードから南へ1kmほど歩いたところに、ワット・ポーという仏教寺院がある。数多くの寺院があるバンコクでも一、二を争う名刹だ。
ここの最大の見どころは ―― マレーシアのペナン、タイのハジャイに続いて、またしても寝釈迦仏涅槃仏)である。
しかし今回のものは、前の2つとは桁が違った。
寝釈迦仏
ワット・ポーの寝釈迦仏
まず、金ピカ。しかもくすみや剥れの一点も無い。指紋やバラモン教の絵画が描かれた足の裏を除き、文字通り頭の先からつま先まで金ピカなのである。
次に、大きさ。前の2つが共に全長30m強だったのに比べ、こちらは50m近い。壁のある堂の中に祭られているのに加え、廊下と仏像の間が何本かの柱で仕切られていることもあって、自然な形で全体写真をとることはほぼ不可能だ。
寝釈迦仏にばかり目が行きがちだが、寝釈迦仏が祭られている大仏殿さえ、この寺の広大な敷地の一部分に過ぎない。敷地内には他にも立派な堂が建てられていて、それなりの黄金仏が祭られている。中庭にはタイ式の仏塔(チェディ)が林立していて、今までに見たことの無いちょっと変わった様式だ。これが“タイ式仏寺”の見本のような感じなのだろうか。

ワット・ポー
ワット・ポー内部
ワット・ポー
林立するチェディ

このエリアには、すぐ隣接する場所にも他の見どころ(しかもタイを象徴する重要な場所)があったのだが、意外にクローズの時間が早く、午前中宿を探したり痒みに苦しんで外出が遅れたりした私は、それらを見損ねてしまった。
明日以降、出直しである。

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