米沢城
よねざわじょう
続日本100名城 No.109
- 場所
- 山形県米沢市丸の内(地図)
- 築城時期
- 鎌倉時代(1238年)
- 築城主
- 長井時広
- 主な城主
- 長井氏、伊達氏、蒲生氏、上杉氏
- 分類
- 輪郭式平城
- 遺構
- 土塁、堀、石垣
- 概要
-
米沢市街地のほぼ中心に位置する平城。鎌倉時代中期に鎌倉幕府の重臣・大江広元の次男・長井時広が築城されたのが始まりとされる。長井氏の支配が150年近く続いた後、戦国時代後期には伊達氏の本拠地が置かれ、伊達政宗の出生した城でもある。豊臣秀吉の時代、蒲生氏を経て越後から上杉景勝が入封し、米沢城主には重臣・直江兼続を置いた。1600年、関ヶ原の戦いで西軍に与して敗れた景勝は30万石に減封され、米沢を本拠とする。江戸時代には米沢藩の藩庁が置かれ、上杉景勝・上杉鷹山などの歴代上杉氏藩主が居住する。景勝は兼続に命じ城の大改修を行う。土塁を多用し、天守は構えられず、本丸の東北隅と西北隅に三階櫓を建てて天守の代用としていた。明治に入り、城の建物は全て破却され、土塁、堀、石垣のみが残る。
舞鶴城、松ヶ岬城の別名あり。
- 公共交通機関による
アクセス - JR山形新幹線・奥羽本線 米沢駅から
・市街地循環路線バス(右回り)で上杉神社前下車、徒歩3分。
・市街地循環路線バス(左回り)などでナセBA前下車、徒歩10分。
・徒歩30分。
- 100名城スタンプ
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米沢観光コンベンション協会観光案内所(地図)
- 探訪記の該当部分
- 山形・新潟100名城(1)―米沢城、山形城
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