バス憧れの大地へ

世界への旅(旅行記)

フィンランド、スウェーデン

サーリセルカ-2 ~オーロラ遥か遠く(3)

2018年1月2日

市内で唯一のスーパーマーケットで買ったパンとスープで夕食を済ませた後、午後8時、宿を出た。
オーロラツアーの時間にはまだ早かったので、街の北にあるスキー場の麓に行ってみた。このスキー場もオーロラスポットとして知られている。
その場所に到着して、東の曇り空に目をやると――何か光の筋が何本もちらついているではないか!
[オーロラか!?]
もしかしたら、雲の向こうのオーロラが透けて見えているのかもしれない――私は取りあえずカメラのレンズをその光に向けて、写真を撮り続けてみた。 サーリセルカの空に舞う光
サーリセルカの空に舞う光
しかし、何か様子がおかしい。やたらチラチラする動き方が、どうも人工的なのだ。
[あれ――もしかしたらサーチライトじゃないか?]
案の定、それはサンタズ・ホテル・トゥントゥリがやっているサーチライトアートだった。紛らわしいことをしないでほしい。

午後9時すぎ。サーリセルカ・インのロビーに出迎えが来た。オーロラバス・キートス号に乗ってのオーロラハンティングツアーに出発である。
ロヴァニエミで参加したオーロラツアーは定点観測だったが、今回はオーロラが見えそうな場所を探して移動する。前回よりはちょっと見られる可能性が高いのかもしれないが、それでも雲は、この近辺でどこか切れ目が期待できる様子には見えなかった。

盛況で2台になったバスは3箇所ほどで停車し、参加者たちは寒空の外に出て空を見つめる。しかし、やはり分厚い雲がオーロラを阻む。たまに雲が薄くなる箇所が出たが、その向こうから漏れてくる光は虹色のオーロラではなく、薄黄色一色の月明かりばかりだった。 オーロラは雲の向こう。たまに漏れてくるのは月の光ばかりだ
オーロラは雲の向こう。たまに漏れてくるのは月の光ばかりだ
結局、この日もオーロラを目にすることはかなわなかった。
明日の夕方にはサーリセルカを、そしてラップランドを去る予定だ。オーロラがよく見えるのは夜遅くになってからだと聞くが、この時期は極夜に近い。何とか夕方までにオーロラを見られる幸運に恵まれてくれたらいいのだが…

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