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世界への旅(旅行記)

アジア周遊第3部 チベット

  ラサ-9 ~イスラム街と夜のポタラ宮

2007年7月13日

昨日声をかけていたリョウコがギャンツェ・シガツェ・EBC行きに参加することを決めてくれた。更にサトコという日本人女性も加わり、総勢5人が集まる。これで確定。午後に皆で集まって日程を7月18日出発に決める。旅行社に見積もりを出してもらい、1人頭1500元で行くことになった。
メンバーが同じ宿に集まった方がいいと考えた私は、リョウコが泊まっていた宿に移動する。翌日にはヨージ・ナナ夫妻も移ってきた。

2007年7月14日

さて、チベットの宗教といえば勿論、チベット仏教なのだが、ラサには小さいながらもイスラム街がある。バナクショーホテル南側にあるイスラム寺院を中心とした小さなエリアだが、ここではムスリム独特の白い帽子を被った男たちの方がチベット人の民族衣装よりも目立つ。
イスラム寺院
チベットは中国の回族居住地区やイスラム圏である東トルキスタンに隣接しているのだから、こうしたエリアが形成されるのも自然なことと言えるだろう。

ワタルらとは今日が最後となる。夕食はポタラ宮近くのファストフード式中華料理屋に行くが、高いわ料理は少ないわで最悪だった。ワタルらにとってラサでの最後の夕食がこんなものになってしまったのはかなり気の毒だった。

近くまで来たついでに、夜のポタラ宮を見に行く。
21時半。なぜか北京時間が使用されているので、この時間になってようやく空が暗くなる。そして、ポタラ宮のライトアップが始まった。漆黒の空を背景に、白と赤のポタラ宮外壁が幻想的に浮かんで見える。

夜のポタラ宮

これは本当に、地上の人間が造ったものなのだろうか? いやそれ以上に、これは単なる無機質な建築物以上のものではないのか?何か生命の息吹のようなものすら感じられる――そんな馬鹿なことを考えさせられるほど、この宮殿は異質で荘厳な迫力を示しながら私たちの前に立ちはだかっている。
一方正面広場では、やかましい音楽に乗せて、明らかに中国人趣味である醜悪な噴水ショーが行われている。ポタラ宮の荘厳な迫力をぶち壊しにする邪魔以外の何物でもない見世物だ。

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