バス憧れの大地へ

世界への旅(旅行記)

アジア周遊第3部 チベット

ラサ-14 ~ギャンツェ、シガツェ、チョモランマ・ベースキャンプ行き確定

2007年7月13日

ワタルがチベット仏教のお清めにはまっているようで、毎朝でかけている。私もチャレンジしようと午前中、彼と一緒にバルコルに出かけた。
バルコルの周回道路の大体45分の位置から時計の中心に当たる方向に向かう道の2件目の祠に入り、2階に上がる。 既に信者たちが列を成していた。
バルコル
お清めはここの奥の建物で行われている。
順番が回ってきた。私を含めた8人ほどが、横長の水槽の周りに並んで跪づき、頭をかがめる。
並んだ私たちの掌に、僧侶が経を唱えながら聖水を注ぎ、私たちはそれを口に含む。更に僧侶は、かがめられた私たちの頭の上に聖水を振り掛ける。
それを繰り返した後、金色のものを私たち一人一人の頭に添えていって、儀式は終了した。
この儀式で何か変化が起きたのか、私にはよく分からなかったが、あったと信じたい、否、信じるべきであろう。

プンツォカサン・ユースホステル(以下『P.K.YH』)にいつでも移動できるよう準備をしていた昼前、リョウコが訪ねてきた。
「(ネパールへ向かうツアーに)行くことにしました!」
よし、これで4人揃った。
同時に、少し迷いがあったYHへの移動も決心がついた。宿泊料金のこともあったが、同じチームの者が同じ宿に集まった方が便利だということもある。キレーホテルは私にとってラサの原点だというこだわりもあったが、YHに移ることのメリットの方が上だった。
私は急いで荷物を纏め、キレーをチェックアウトしてYHへと移動した。

宿が変わったとは言っても、それまでの人と人との繋がりは変わり無い。この日もキレーホテルのワタル、シュウと一緒にセラ寺を訪れた。(セラ寺に関しては、この日撮った写真データが駄目になって再度訪れることになるので、現場の様子もその時に描くことにする)

セラ寺から戻った後、ヨージ・ナナ夫妻を訪ね、リョウコが参加することを伝えた。
「もう一人女の人が参加してきました。昨日カズさんが言っていた人みたいですよ。中国人の家に泊まってるって言ってましたから」
恐らく間違いないだろう。ヨージの言う女性は、中国・成都で朝食のテーブルを共にし、一昨日ここラサで再会した、あの女性だ。案の定、暫くすると見覚えのある顔がヤクホテルに現れた。この時初めて、彼女がサトコという名前であることを知った。
これで参加者は5人。しかも、5人全員が成都のシムズゲストハウスに泊まっていたという縁で結ばれていた。
ひとまず4人でスケジュールの話を始めるが、話題がそれたところで私はリョウコを探しに出た。YHにはいなかったが表通りで彼女を見つけて声をかけ、少し経ってから一緒にヤクホテルに向かう。

サトコは既にいなくなっていたので、委任ということで4人で話し合いを始めた。
まず日程は4泊5日、ギャンツェ-シガツェ-チョモランマ(エベレスト)・ベースキャンプ(EBC)-ダムと巡って、ダムからネパールに抜ける、ということで一致。出発日は、私のビザの期限が7月24日と切れるのが一番早かったことから、少しゆとりを持たせて7月18日に決まった。シガツェ以外は旅行許可証が必要で申請には2営業日が必要なので、7月15日(日)に申し込むことになった。
その他、シガツェ以降は水道の水も出ないとの情報が耳に入り、申込日に決めた15日に水や食料などの買い出しに行くことも決めた。

大筋が決まったところで、早速旅行社に問い合わせることにした。ラサには外国人を対象にした旅行社が幾つもあるが、私はキレーホテルの中にあるナクチュ(那曲)国際旅行社を選んだ。ここのテンジン・ナムギャル氏は日本語ができ、私がキレーホテルに泊まっていたこともあってこれまでもいろいろ相談に乗ってもらって既に顔見知りになっており、ちょっとぶっきら棒だが信頼できる人だと判断したからだ。私は皆の一任をもらって旅行社に出向き、テンジン氏と話をした。
「仲間が見つかったので、ギャンツェ-シガツェ-EBC-ダムのツアーのアレンジお願いします」
「何人行くの?」
「5人です」
「5人? EBCに行くんだったらガイドが絶対必要だよ。ガイドはどこに乗るの?」
そうだった。"非開放地区"へ行くには運転手以外にガイドが必要なのである。ランドクルーザーは運転席を除くと5人が精一杯。5人というのは集まりすぎだったのだ。
どうしようかと考えていると、テンジン氏が何かを思い出したようだ。
「ちょっと待って。1人だけガイドと運転手両方できる人がいる。その人に聞いてみるよ」
そうしてもらえたらありがたい。ガイドの件は後から確認してもらうということにして、料金の確認をした。

車+ガイド+旅行許可証 6200元/台
EBCの駐車料金 400元/台
EBCの入場料 180元/人

ということになり、1人頭1500元の計算である。通常は4人で1人頭1700~1800元なので、1人多いことで安くなった形だ。

ヤクホテルに戻る途中で会ったリョウコにまず報告。その後ヤクホテルでヨージ・ナナ夫妻に報告。夜にサトコから携帯に電話が掛かってきた際に彼女に報告し、いずれも了承を得た。

今度こそ、大きなステップに向けての、大きな第1歩が踏み出された。後はガイドの件で朗報を待つばかりだ。

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コメント(2)

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お元気で旅を続けられているようで何よりです。
つい先日までほとんど興味のなかったチベットですが、知れば知るほどに不思議な魅力に取りつかれていくような気がします。
大きなステップって・・・何でしょう?
また新しい記事を楽しみにしています。

etsuさん、コメントありがとうございます。
『知れば知るほどに不思議な魅力に取りつかれていくような気がする』というのは、私の今の実感でもあります。まだまだ、知り足りない気持ちでいっぱいです。

大きなステップ・・・何でしょうね?(笑)
また報告を楽しみにしてください。

[注]旅行当時の「現在進行中!旅日記ブログ」では“大きなステップ”の内容がこの時点ではまだ明かされていなかった。

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