バス憧れの大地へ

世界への旅(旅行記)

アジア周遊第10部 ベトナム北・中部

サパ-4 ~週末のマーケットとハムロン丘

2007年12月1日

週末になると、サパにいる人の数が増える。周囲の山に住む地元民族の人たちが街中心部ののマーケットに、買い付けや物売りのために大挙して下りてくるからだ。
この日はちょうど土曜日で、週末のマーケットの様子を見ることができた。サパは普段から民族衣装ショーのようなものなのだが、この日はその色彩が一層強まっていた。
ごった返すマーケット入り口
ごった返すマーケット入り口
サパ市場は平日でも常設の売り場でいっぱいである。そこに普段より大勢の人が集まる訳だから、市場の中はピーク時には通り抜けすらスムーズにはいかない。特に民族衣装をまとった地元民族の人々は背中に大きな籠を背負っているのでなおさらだ。市場の中に入りきれない人たちも当然のように出てきて、平日は物売りがそれほどいない入り口近くの道端や広場にまで売りの人々が溢れている。
のんびりとしたサパの街も、週末は活気に満ちている。日曜日にはもっと人が増えていそうだ。

さて、サパには入場料を取る観光地がほとんど無いのだが、一箇所だけあった。街の東側にあるハムロン丘がそれである。
丘の上には、黒い岩が生えるようにしてあちこちに立っている。表面は黒いが石灰岩で、爪の先でちょっとこすると白い中身が見える。
ラジオ塔の下やクラウド・ヤードと呼ばれる見晴台まで上ると、サパの街を一望することができる。ポカポカ陽気に誘われてラジオ塔近くの石灰岩の上にまでよじ登った私は、人や車、バイクが行き交う週末のサパの風景をしばしのんびりと見下ろしていた。

ハムロン丘
ハムロン丘
ハムロン丘から望むサパの街
ハムロン丘から望むサパの街

丘を下りて暫くして、再びマーケットに出向くが、その時には既に人はかなり少なくなっていた。
そのまま教会近くのカフェに入り、ベトナムコーヒーをいただく。目の前でドリップされるので少し待たされるが、これがベトナム流。ましてや時間がゆったりと流れるサパではなおさらしっくりとくる。 ベトナムコーヒー
ベトナムコーヒーを一服

土曜夜には教会前で、若い男女が歌で愛を語り合ってお見合いをする"ラブ・マーケット"(いわゆる歌垣)なるものも行われるらしいが、私は不覚にも、この日18時のミニバスチケットと21時の列車チケットを手配してしまっていて、残念ながら見ることができなかった。

次に目指すは首都ハノイだが、サパからハノイに向かうには3日前にベトナム入りしたラオカイから列車で行くのが便利。サパの旅行社でラオカイまでのバスとハノイまでの列車のチケットをブッキングしていた私は、18時、ラオカイ行きのミニバスに乗り込んだ。

ラオカイ駅前には19時10分に到着。夕食後、駅の待合室へ移動し、20時半、乗車手続きが始まったので列車に乗り込 ―― もうとしたが、旅行社で購入したクーポンを提示しても列車に乗せてくれない。他にも同様のことが起きた外国人がいるようである。
「待合室に行って下さい」
そばにいたベトナム人に言われ、再び待合室に移動するが、別の外国人たちが駅員の案内で待合室の外に出て行くのを見かけたので、それについて行く。入り口前にいた男性のところに連れられ、彼にクーポンを見せたところでようやく本物の切符を受け取ることができた。
ところが、その切符に書かれた値段を見ると、18万ドンとなっている。私が旅行社でクーポンを買った時に払ったのは、16ドル=25万6千ドン…。
やられた。どう考えても暴利である。 しかも、その列車にはハードスリーパーが無いということでソフトスリーパーにしたのだが、ベッドはどう見ても、中国の列車の硬臥。これがベトナムで言うソフトスリーパーなのだろうか。
しかし、今更ぐだぐだ言っても仕方がない。そのままベッドに横になって、ハノイへと運ばれていった。

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