バス憧れの大地へ

雑記ブログ

多摩川スカイブリッジ

2022年3月12日、私が住む神奈川県川崎市と東京都大田区を結ぶ多摩川スカイブリッジが開通した。既存の多摩川最下流の橋・大師橋から更に約2㎞下流。東京側の北詰は羽田空港から目と鼻の先だ。
早速渡ってみたいと思ったが、どうせなら川崎に移住してからずっとやりたいと思っていた「歩いて自宅から羽田空港へ」をこの際だから実現させてみよう。
開通2日目の3月13日、実行に移すことにした。

出発の前に、昼ご飯。折しも、シュウマイ弁当で知られる横浜の崎陽軒が川崎限定で「かわさき彩々弁当」を数量限定で販売していたので、これを燃料にして歩くことにした。
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かわさき彩々弁当(表)
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かわさき彩々弁当(中身)

午後0時半、ミラーレス一眼レフカメラ持参で、自宅を出発。20分強で六郷橋に到着。ここから多摩川の土手の遊歩道を歩く。
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六郷橋に到着

午後1時23分、大師橋に到着。
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大師橋に到着

大師橋をくぐって土手に上がると、その先にスカイブリッジが見えた。多摩川の向こうには羽田空港と、整備場に駐機する飛行機の姿を見ることもできる。
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大師橋近くから、スカイブリッジと羽田空港が見えた

大師橋から20分ほどで、スカイブリッジの間近に迫った。
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多摩川スカイブリッジ

スカイブリッジは、橋脚が2つの、装飾の一切ないシンプルな橋だった。景観に配慮したほか、鳥類の飛行の妨げにならないように、というのも理由らしい。
よく見ると、街灯の柱すら無い。夜間の照明は手すりに内蔵されているとのことだった。これも景観に配慮したものらしい。

スカイブリッジから少し戻って、土手上の遊歩道を外れ、午後1時50分、スカイブリッジ南詰に到着。ここからいよいよ橋を渡る。開通2日目、しかも日曜日とあって、来訪者は多かった。
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スカイブリッジ南詰

スカイブリッジは、南北それぞれの出口で2車線になる以外は、片側1車線。歩道のほか、自転車専用レーンも設けられている。
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スカイブリッジ中ほど
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スカイブリッジから多摩川上流を望む

中ほどから、多摩川を望む。左側を歩いていたので、見えるのは上流。見える橋は大師橋だ。
普段私が見る多摩川は、六郷橋、多摩川大橋、ガス橋、丸子橋あたりからが多い。そのあたりでも十分に大きい川だが、更に下流に進むとやはり広々として見える。
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整備場に駐機する飛行機

少し視線を東京側にずらすと、整備場に駐機する飛行機がずらりと並んでいるのが見える。
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北の出口が近づいてきた

写真を撮りながらだったので橋の上ではペースが落ち、10分弱で北詰に到着。橋はここで突き当りになっていた。
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北詰に刻まれた「多摩川スカイブリッジ」の名称

歩行者と自転車はここで信号を渡って、階段を下りることになる。傾斜は緩やかに見えたが、反対側を自転車を引いて上ってくる人は結構しんどそうだった。
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歩行者と自転車用の階段

ここまで来たら、羽田空港はもう目と鼻の先である。
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東京モノレール

モノレールの高架をくぐり、その先の信号を渡ると…
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羽田空港第3ターミナル

第3ターミナル(旧国際線ターミナル)に到着した。
自宅からここまで9.5km。どうせなら10㎞にしようと、もう少し進むことにした。
もう一度モノレールの高架をくぐった先にあったのは、多摩川北岸。土手の上に上がるスロープの途中で、ちょうど10㎞になった。所要時間は1時間48分。大体10分48秒/kmで歩くことができた。
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10kmゴール地点

ここから上流を見ると、スカイブリッジが見える。
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第3ターミナル近くの多摩川土手から見るスカイブリッジ

下流を見ると、多摩川の河口、そしてその向こうには東京湾アクアラインの風の塔も見える。多摩川河口は飛行機の上からなら何度か見たことがあるが、地上から見るのは初めてだった。荒川河口は見たことがあるが、それよりも広いのではないだろうか。
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多摩川の河口。その向こうに風の塔も見える

せっかくミラーレス一眼レフカメラを持ってきたのだから、久しぶりに「あれ」をやってみよう。
ということで、滑走路がよく見える第2ターミナルに移動。展望デッキに出て、チャレンジしたのは…
飛行機の流し撮り
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飛行機の流し撮り
しかし、久しぶりだったので失敗ばかり。すっかり腕が鈍っていた。

帰りはさすがに京急電鉄で帰った。

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