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雑記ブログ

2024年初登山―金時山

2024年もマラソン、城巡りの傍ら、時間を見つけて山登りもしよう――今年の初登りは2年ぶりに金時山を目指すことにした。

神奈川県・小田原駅からバスで、前日、前々日と箱根駅伝のドラマが繰り広げられた箱根路を上って、仙石バス停で下車。午前11時19分、目指す金時山山頂を横目に、国道138号から登山口へ向かう細道に入る。
金時山への入り口
金時山への入り口
細い舗装道路を6分ほど歩いたところで、金時山コースの登山口に到着。ここからが本格的な山道だ。
金時山登山口
金時山登山口
登山口から比較的歩きやすい山道を27分ほど歩いたところで、矢倉沢峠の分岐に到着。金時山へはここで左折するコースとなる。
矢倉沢峠の分岐
矢倉沢峠の分岐
少し進んたところで、植生が変わった。矢倉沢峠までは左右を比較的背の高い木々に覆われていたのが、黄金色になった背の低い笹に挟まれた山道となり、目の前に山の姿が顕わになった。
植生が変わり、山の姿が顕わになる
植生が変わり、山の姿が顕わになる
そこから見えたピークは10分ほどで登れるかな?という高さだったが、その上に到着してみると、本当の金時山山頂が更にまだまだ上に見え、「まだなのか…」と気持ちが萎えてしまう。
山頂はまだ先だ
山頂はまだ先だ
山頂は少しずつ近づいてくるものの、息が上がって、歩みが次第に休み休みになって、ペースが落ちてきた。
少し歩みを止めて振り返って見ると、前日、前々日に大学生ランナーたちが駆け抜けた箱根山と芦ノ湖が見える眺望が広がっているのが見えた。心に癒しを受け、少し元気になることができた。
箱根山と芦ノ湖が見える眺望
箱根山と芦ノ湖が見える眺望
ところが、山頂まであと標高差100mというところで、体に異変。脳が貧血を起こしたかのような目まいに見舞われたのだ。ここは少し長めに休んで、回復を待つ。
幸いにも調子が戻ってきたので、再び歩き出す。やがて、山頂の山小屋の壁が見えてきた。あと少しだ。
そして、12時26分…

登頂

所要時間は1時間7分22秒。2年前よりも苦しんだ印象だったが、2年前よりも速いタイムで登り切ることができた。
目の前には、少し雲がかかっているものの、富士山がその勇姿をくっきりと見せ付けてくれていた。
金時山山頂から望む富士山
金時山山頂から望む富士山
少し東へ視線を移すと、箱根山、芦ノ湖、駿河湾を望むこともできた。
金時山山頂から望む箱根山、芦ノ湖、駿河湾
金時山山頂から望む箱根山、芦ノ湖、駿河湾
持参した昼食と山小屋で注文した甘酒でエネルギーを補給して、12時58分、下山の途に就く。
下山は乙女峠コースを選択。尾根伝いに歩くので、下山とはいえアップダウンが激しい。しかも登りで辿った金時山コースに比べて険しい岩場が多く、下りるにしても気を遣う場面が続く。
山頂を出発して45分、乙女峠に到着。ここからも富士山をよく眺めることができる。
乙女峠から望む富士山
乙女峠から望む富士山
乙女峠から程なくして、国道138号が見えてきた。しかし、ゴールはまだ先だ。国道138号はこの先ヘアピンカーブがあり、山道はそのヘアピンの根元を最短距離で突っ切るコースを取る。この山道が、木々に覆われて薄暗く、木の根があちこちで露出していて歩きにくい。
14時20分、乙女峠ルート登山口に到着。無事、登山が終了した。
乙女峠ルート登山口
乙女峠ルート登山口
下りに要した時間は1時間21分54秒。登りより道が長くも時間がかかったが、こちらも2年前よりもいいタイムで歩き切ることができた。

山頂付近で見舞われた目まいが少々気になったが、今年も富士登山に向け、また体を鍛えていきたい。
今回の登山ルート
今回の登山ルート

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